単価規程

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公共案件における受託人件費単価規程

株式会社ザッツコーポレーション(以下「当社」という。)は、国及び地方公共団体、並びにその他公共機関から受託または請け負う業務(以下「受託業務」)における人件費精算に関し、適正な単価を設定し、業務実施に必要なコストの透明性と公平性を確保するため、本規程を定める。

第1条(目的)

本規程は、当社が受託する公共機関向け業務における人件費算出の基準を定め、業務の実施にかかるコスト管理を適正かつ透明に行うことを目的とする。

第2条(適用範囲)

本規程は、当社が受託するすべての公共機関向け業務に適用されるものとし、業務ごとに適切な人件費単価を設定する。ただし、システム開発、システム導入、メンテナンス・運用保守等の業務については、別途定めた単価が適用され、本規程の対象外とする。

第3条(人件費単価区分)

当社は、受託業務の性質や内容に基づき、以下の2種類の単価体系を定め、業務に応じて適切に使い分ける。

(1)担当者区分に応じた単価
業務担当者の職位に応じた単価を以下のように定める。

単位 円、税抜き

職務区分 基準日額(1日) 基準時間単価(1h)
役員クラス 120,000円 15,000円
統括部長クラス 70,000円 8,750円
マネージャー 60,000円 7,500円
ディレクター 50,000円 6,250円
スタッフ 40,000円 5,000円

(2)業務内容に基づく単価
業務の性質や内容により、担当者職位に関わらず同一単価を適用する場合は、業務遂行に必要な役割の基準単価としてマネージャー単価(60,000円/日・7,500円/時間)を適用し、担当者の職位・役割にかかわらず同一単価を用いる。

単位 円、税抜き

職務区分 基準日額(1日) 基準時間単価(1h)
基準単価 60,000円 7,500円

第4条(単価の適用基準)

  1. 担当者区分に応じた単価
    業務の内容や責任範囲により、担当者区分に基づいた単価を適用する。職位ごとの責任範囲や業務の難易度に応じて適用される。
  2. 業務内容に基づく単価
    業務遂行において役割が明確で、担当者の職位や経験に依存しない場合に適用する。

第5条(運用と管理)

本規程の運用及び管理は、代表取締役が統括するものとし、定期的に見直しを行い、必要に応じて規程の変更を行う。規程改訂に際しては、関係者への通知を行うものとする。

第6条(規程の改定)

  1. 本規程は、公共機関や関連法令の改正を反映させるため、定期的に見直しを行う。
  2. 改定後の規程は、改定日より適用される。

附則

  1. 本規程は令和3年3月31日より施行する。
  2. 施行後は、従業員及び外部関係者への周知を徹底するものとする。

その他の注意点

  • 基準日額の稼働時間は、1日あたり8時間を想定しており、移動時間も含まれるものとする。
  • 基準日額及び基準時間単価は標準業務単価であり、実際に受託する事業の業務量や難易度に応じて、必要に応じて増減されることがある。

〒113-0031 東京都文京区根津1-1-19 9F
株式会社ザッツコーポレーション
代表取締役 渡邊 俊一